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ロジスティクス用語解説(数字)

3

3K

「きけん」「きたない」「きつい」仕事を3Kと呼び、作業者が集まりにくい。物流の現場は大幅に改善されて現実には3Kには遠いが、トラック運転手の仕事は3Kとみられやすい。業務のいっそうの改善と作業の自動化が望まれる。

3PL 3rd party logistics

1997年4月、閣僚会議が定めた「総合物流施策大綱」では、3PLを「荷主に対してロジスティクス改革を提案し、包括的にロジスティクスサービスを受託する業務である」と定義している。受託業務の範囲は荷主企業の戦略によって変わり、物流オペレーション、物流システムの企画立案、さらに製造・販売機能までとなる。3PLを手がける業者は、荷主が自ら行うよりもはるかに優れた付加価値を荷主にもたらすことが要求される。こうした業者を、3PL事業者またはサードパーティーという。サードパーティーに対して、ファーストパーティーとセカンドパーティーがある。メーカーをファーストパーティー、卸売業・小売業といった買い手側をセカンドパーティー、これらに主側の物流を全面的に代行する業者をサードパーティーという場合と、貨物を有する荷主側(メーカー、卸売業、小売業)をファーストパーティー、実運送手段を持つキャリアをセカンドパーティー、荷主でもない運送業者でもない第三の主体をサードパーティという場合がある。3PL事業者にはアセット型(asset:資産を持つ)と、ノンアセット型(non-asset:資産を持たない)に分類されている。前者は事業者自らが輸送手段や倉庫、物流センターを保有し自社の戦力で資産を保有していないが、荷主企業のニーズに応じて、他の運送業者や倉庫業者などに委託して物流業務をコーディネートするタイプである。わが国では、IT業者、コンサルティング業者の他、大手トラック運送業者や大手商社などが、3PLの事業展開を積極的に打ち出している。

4

4PL fourth party logistics

旧アンダーセンコンサルティング(現在のアクセンチュア)が、3PL市場での差別化をねらい、従来の3PLを超える新たなビジネスモデルとして提唱した概念である。同社では「4PLとは、包括的なサプライチェーンソリューションの構築・統合・運営を行い、伝統的な3PL事業者を超える運営上の責任を負うもので、従来の3PLと異なり、機能面での統合を行う」と説明している。同社は4PLをトレードマークとして登録・差別化を図ったが、一般的にはLLP(Lead Logistics Provider)という用語で説明されている。

5

5トンコンテナ(12フィートコンテナ)

12feet container わが国における代表的なタイプの鉄道コンテナ。コンテナの長さが約12フィート、積載重量は5tで、荷崩れ防止機能や通風機能がついたものなどがあり、貨物の特性に合わせて選択できる。国内の鉄道輸送のみならず、関釜フェリー、上海スーパーエクスプレスなどを利用した国際複合一貫輸送においても使用されている。

7

7Rの原則 7R method

ミシガン大学のスマイケイ(E.W.Smykay)教授が提唱した物流管理の原則。適切な商品を(right commodity)、適切な品質で(right quality)、適切な量を(right quantity)、適切な時期に(right time)、適切な場所へ(right place)、適切な印象のもとで(right impression)、適切な価格で(right price)顧客に届けることが物流管理の基本であると説いた。
2024年3月
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